TOSHIAKI HIRATA 平田 俊明 ヒラタ トシアキ

高校生へのメッセージ

日本企業におけるDXへ取り組みは進展していますが、新しい価値の創造やビジネスモデルの変革といった本来のDXはこれからという状況です。この現状を突破するには、本学でいう情報デザインの考え方が重要です。本学では、最新の情報技術を学べるだけでなく、その応用力を身に着けることができます。応用力の１つに「技術の適材適所での活用」があります。例えば、AIは技術的なブレークスルーを見ましたが、実社会での活用は簡単ではありません。AIの限界をよく理解し、適切な場面で適切な使い方を考え、将来の運用コストも含めて設計する必要があります。これによって、AIの良さが発揮できます。時代はSociety5.0(超スマート社会)へと大きく舵を切っており、情報技術は急速に進展しています。大学時代の学びを通して将来にわたって最新技術にキャッチアップしながら実務に応用していく基礎を身に着けてほしいと思っています。皆さんは次世代を担う立役者です。皆さんと一緒に授業や研究で様々な課題に取り組んでいけることを楽しみにしています。