活動記録
iCERi 2025 参加報告
MASAYUKI NUMAO
2025年11月10日から12日にかけて、スペインのセビリアで開催されたiCERi 2025 – 18th International Conference on Education, Research and Innovationに参加してきました。

ICERIは教育、研究、技術革新に関する世界的な知見が交わされる国際会議です。
私の参加したセッション「Elderly Education」では、以下のようなテーマで活発に議論がされていました。
- 高齢者の学び直し・メディアリテラシー・デジタル包摂(Digital Inclusion)
- 対話型ロボット・アシスティブ技術の実践と課題
- 高齢者の孤立・デジタルコミュニケーションのギャップ
今回の発表論文「ENHANCING COGNITIVE WELLBEING IN OLDER ADULTS …」では、高齢者施設の実践を想定し、「対話型ロボットを用いた生涯学習プログラム」を構築し、高齢者居住者側にはより良い介護体験と認知支援を提供し、介護スタッフ側には対話を通じた学びと支援スキル向上を同時に実現するデュアル機能フレームワークを、複数のLLMを用いて実現する方法を提案しました。
発表時には、具体的な設計構成、想定される学習モデル、対話内容の例、実装における課題(例えば倫理・プライバシー・利用者動機づけ)などを紹介し、参加者からコメントや質問を多数いただきました。
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本発表・参加を通じて、今後以下の課題および展望が明らかになりました。
- 高齢者施設における実証実験の設計:スタッフ/居住者双方を対象としたフィールドスタディの実施
- 対話型ロボット+生成AIを用いた学習支援モデルのプロトタイプ化と評価
- 教育とケアの現場を横断するインターフェース設計:スタッフ教育モジュール、利用者対話シナリオの開発
- 研究成果を学会論文・実践報告としてまとめるとともに、産学連携・地域連携を通じて実装化を目指す
今回の参加・発表は、私の研究テーマ「高齢者ケア+教育+対話型ロボット」の国際的な位置づけを再確認し、今後の研究展開・実践化に向けた具体的なステップを得る非常に有益な機会となりました。
このような研究に興味のある方は、ぜひ研究室に遊びに来てください。




